レシートの口コミ依頼文は、来店へのお礼、投稿が任意であること、対象店舗を開くQRコードを短く載せます。小さな紙面では文章を詰めるより、正しい支店へ開くか、実際の印字で読み取れるかを先に確認してください。
レシートに載せる情報の優先順位
レシートは購入記録として使うため、金額や支払情報の読みやすさを保ったまま案内を追加します。口コミ依頼は取引情報と分かれて見える位置へ置き、会計に必要な確認を妨げない紙面にします。
最低限の案内は、店舗名、依頼文、QRコードです。同じ屋号に複数の支店がある場合は、支店名も表示します。短縮URLの文字列だけでは読み取り先が分かりにくいので、Googleの口コミ画面を開くことを文章で伝えてください。
Googleは公式ヘルプで、口コミリンクやQRコードを領収書へ含める方法を案内しています。掲載できることと、投稿を義務にすることは別です。会計後にQRコードが出る場合も、スタッフが投稿を待って列を止めないようにします。
複数のコードを載せるなら、予約、会員登録、口コミをそれぞれ表示します。コードの目的を省略して紙面を短くすると、お客様は読み取るまで行き先を判断できません。
文字数に合わせた依頼文の例
短い文面の例は「ご利用ありがとうございます。ご感想は任意でGoogle口コミへお寄せいただけます」です。下に店舗名とQRコードを置きます。「任意」の一語だけを極小の文字にせず、依頼と同じように読める状態にしてください。
少し余裕があれば、「ご来店ありがとうございます。今回のご利用について、率直なご感想をGoogle口コミへお寄せいただけます。投稿は任意です」と書けます。良かった点だけを指定せず、評価も本文も本人に任せます。
| 紙面の条件 | 優先して残す内容 | 別媒体へ移せる内容 |
|---|---|---|
| 数行しか使えない | お礼、任意、口コミへの案内 | 長い操作説明 |
| QRを載せられる | 支店名とコードの目的 | 店舗全体の紹介 |
| QRを載せられない | 店舗名と検索の案内 | 長いURLの全印字 |
| 予約コードも載る | コードごとの名称 | 装飾や重複する説明 |
掲載可能な文字数は、レジの設定画面で確認します。画面の文字数と印字の見え方は同じとは限りません。改行、全角文字、コードの印刷位置を試し刷りで判断します。
印字と読み取りのテスト
対象店舗の公式リンクを取得し、レジ担当がテスト原稿へ設定します。本番のお客様へ渡す前に、実際のプリンターと用紙で印刷してください。原稿上のQRを読んだだけでは、感熱紙の薄い印字や端の欠けを発見できません。
印字は平らな状態で確認し、コードの四辺の余白、黒い部分のつぶれ、周囲の文字との重なりを見ます。普段のお客様が持ち帰るように折った場合も、コードが折れ目にかからないか確認できます。
スマートフォンで読み取り、表示された支店名と住所を照合します。確認のために口コミは送信しません。複数レジがある店は全台が同じ設定を使うか調べ、設定が別ならレジごとに試します。
設定者、確認者、実施日、対象レジを記録し、採用した文面も保存します。キャンペーンの差し替えで口コミ欄が消えたり、別支店の設定をコピーしたりしたときに、前回の正しい設定を見返せます。
特典や高評価指定を含めない確認
Googleの投稿ポリシーでは、口コミ投稿と引き換えの割引や無料サービス、肯定的な口コミの選択的な募集などを禁止しています。レシートの文面だけでなく、口頭の説明や隣にあるクーポンの見出しも確認してください。
「星5でお願いします」「投稿画面を見せたら割引」「満足した方だけ口コミへ」といった条件を入れない運用にします。通常の割引案内を同じ紙面に載せる場合は、口コミへの参加を割引条件にせず、読み手が両者を結びつけない配置と説明にします。
レジスタッフには、口コミの投稿確認を会計手順へ加えないことを伝えます。件数を増やすために、投稿した人の名前をレシート番号と照合する運用も不要です。文面改定時は、短くなったことで任意性が消えていないかを責任者が見直します。
よくある質問
感熱紙のQRは小さくしても使えますか?
実際のプリンターと用紙で読めるか確認して判断します。コードの細かさや印字品質で条件が変わるため、サイズだけで使用可否を決めないでください。
レシートを出す全員に案内してよいですか?
実際に利用したお客様へ、評価を選別せず任意で案内します。投稿しない人の接客や特典の扱いを変えない運用にしてください。
投稿確認のためレシートを保存してもらうべきですか?
口コミ案内のために購入情報と公開投稿を結びつける必要はありません。返品や保証のレシート保管案内とは目的を分けます。
参考情報
確認日:2026年10月3日。店舗向けの文例と管理表は運用の提案例です。